ここ最近特定のレポートの特定の項目を使うとき表示される「加重並び替え(weighted sort)」。
新しい機能?テストで実装してるのでしょうか。
早い人だと7/5に気づいた人もいるようで、うちのは今週から表示されてました。

正式なアナウンスもないので(この記事をアップした直後にYoutubeに説明ビデオがアップされてました)、知らない間にまた消えてしまっているかもしれませんが、カンタンなレポートを書いておこうと思います。

どんな機能なのか

グーグルアナリティクスの説明では、

加重並べ替えでは重要性に基づいて関連する列が表示され、最も有益な列が最初に表示されます。

とあります。
…難しく感じますが、使ってみるとかゆいところに手が届く機能なことが分かります。

例えば、下のように「すべてのトラフィック」レポートを普通に出した場合。

ソートしたい項目の上に「加重並び替え」が表示された

新規セッションの割合でソートすると、100%の項目がずらりと並びます。
確かにソートできてるのだけど、「セッション数が5とか2とかなら、そりゃ新規100%もありえるよな」とか思いますよね。
そこで、「加重並び替え」のチェックボックスにチェックをいれてみます。

新規セッション率が高いものでありながらセッション数の多いものを表示してくれる

こんな感じで新規セッションの割合項目と同時にセッション項目のデータも並び替えられる仕組み。

目全てで加重並び替えができるわけではなく、ざっとみていったところ「割合や%」で表される指標項目において、利用できるようです。

使った感じは…。
エクセルの「並び替え」機能で「最優先されるキー」と「2番目に優先されるキー」を使ってソートできますよね?
あれと似たようなことがこの加重並び替えでできます。

追加補足(2010.08.20 10:20):
きちんと降順、昇順に並び替えするというのがこの機能の目的ではなく、直帰率を見る際に関連してくる重要なことがら(この場合はセッション数)の多さ/少なさも「加味」しながら並び替えてくれる、というのがこの機能の特長だと。
まぁ使ってみてください

どこに表示されるのか

全部のレポートで表示されるわけではないようです。
ざっと調べたところ、加重並び替えが表示されるレポートと、機能が表示される項目はこれら。

ユーザー:新規ユーザーとリピーター

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

ユーザー:言語

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

ユーザー:PC環境内の全レポート

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

ユーザー:ネットワーク環境内の全レポート

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

ユーザー:モバイル内の全レポート

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

ユーザー:ユーザー定義

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

トラフィック:サマリー、ADWORDSサマリー、Adwordsの掲載位置以外のレポート全て

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

コンテンツ:サマリー、サイト上のデータ表示以外のレポート全て

→離脱率、$インデックス

コンテンツ:サイト内検索:利用状況

→新規セッションの割合、直帰率、コンバージョン率、Eコマースのコンバージョン率

コンテンツ:サイト内検索:検索キーワード

→検索による離脱数の割合

コンテンツ:サイト内検索:検索開始ページ

→検索による離脱数の割合

コンテンツ:サイト内検索:到達ページ

→検索による離脱数の割合

コンテンツ:サイト内検索:カテゴリ

→検索による離脱数の割合

コンテンツ系レポートでは新規セッションの割合、直帰率の割合が加重並び替え項目にならないんですね。
また、カスタムレポートでも、セッション数と直帰率といった関連し合う項目がレポート内にあれば、加重並び替えが表示されてました。他にもありそうですので、見つけたらぜひ教えてください。